地震・津波

東日本大震災による津波被害に関する調査 – 津波被害地域における産業構造(製造業、商業、農業、漁業)について


 2011年の東日本大震災震災では、東北地方の太平洋沿岸地域で津波による甚大な被害が発生しました。津波に襲われた地域では、広範囲に渡って建物や土地が損傷・流失しており、地域の産業構造にも大きな影響が生じています。

 調査では、津波よって大きな被害を受けた岩手県、宮城県、福島県における製造業、商業、農業、漁業への津波による被害規模を明らかにします。
 レポートで整理した項目は以下の通りです。データは、経済産業省、農林水産省より公表されている統計資料を基にしています。

[製造業]製造業分類別の従業者数、事業所数、製品出荷額について、県全体の集計値と、津波被害が甚大な市町村に所在する割合
[商業] 卸売業、小売業それぞれの事業所数、従業者数、年間商品販売額等について、津波被害が甚大な市町村に所在する割合
[農業] 津波被害のあった市町村別の、津波による農業被害(経営体数、経営者・従業者数、農家戸数、経営耕地面積)
[漁業] 津波被害のあった市町村別における漁業経営体数、就業者数、漁船数、水産加工場数、冷凍・冷蔵工場数